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野球のコラム一覧

  • 創部124年の北大野球部から初のプロ…西武・宮澤太成が夢を叶えた進化論「人間は適応していく」

    2024.05.10

    西武の宮澤太成投手は、昨秋のドラフトで5位指名を受けプロ野球の世界に飛び込んだ。出身は北海道大学。1901年に創部され、124年の歴史を誇る野球部が輩出した初のプロ選手だ。4年生の時に最速151キロまで球速を伸ばしプロ入りの夢を抱いたものの“一浪一留”という経歴に阻まれた。そこで選んだのが独立リーグ。ただそこでも挫折を味わい、シーズン終盤の2カ月で大変身。夢を叶えたのだという。(取材・文=THE ANSWER編集部 羽鳥慶太)

  • 一浪一留だから見つかった最短ルート 北大から初のプロ…西武・宮澤太成を変えた20万円の自己投資

    2024.05.10

    「少年よ、大志を抱け」のクラーク博士で有名な北海道大学は、国立の難関校として知られる。前身の札幌農学校時代に生まれた野球部は実に1901年からの歴史を誇り、今季124年目を迎えた。昨秋、この野球部から初のプロ野球選手が生まれた。独立リーグの徳島インディゴソックスを経由して、西武にドラフト5位指名された宮澤太成投手だ。大学入学時には思いもよらなかったプロ入りは、どのように果たされたのか。一浪一留という経歴に先を阻まれながらも、この大学で過ごしたからこそできた「理詰め」のプランで乗り越えたのだという。(取材・文=THE ANSWER編集部 羽鳥慶太)

  • 「こんなに苦しいとは」 部員200人の大学野球部で消えかけた左腕、2軍新球団で追うNPBの夢「最後のチャンス」

    2024.05.09

    今季からプロ野球の2軍イースタン・リーグに新規参加したオイシックスは、NPBのドラフト指名を目指す若い選手からの注目を集めた。昨年はBCリーグの信濃でプレーし、最多勝に輝いた牧野憲伸投手もそのひとりだ。岩手・富士大ではリーグ戦の登板がなく、実績はゼロ。そこからNPBを目指すため、自らの意思で“2軍球団”への移籍を選んだ理由を語ってくれた。

  • 無名の高校から大学→NPB→MLBへ 今永昇太が壁を越えられる理由、会社員でも出世しそうなメタ認知

    2024.05.03

    米大リーグのカブス・今永昇太投手が1日(日本時間2日)、敵地メッツ戦で7回3安打無失点、7奪三振の快投を演じ、無傷のデビュー5連勝を飾った。防御率0.78でMLB全体トップに浮上。これまでメジャーの壁に跳ね返された選手は少なくないが、高校、大学、NPBとステージが上がっても活躍し続けられる理由は何か。今永の大学時代をはじめ、多くのアスリートを取材してきた編集部記者は、技術だけではない“伸びるアスリート”の内面に共通項を見出した。(文=THE ANSWER編集部・神原 英彰)

  • 「苦しいことのほうが多かった」 37歳の陽岱鋼が口にした巨人への感謝「5年間がなかったら…」

    2024.04.30

    プロ野球の2軍に今季から参加したオイシックスで、大きな話題となっているのが日本ハムと巨人でプレーした陽岱鋼外野手の加入だ。2016年のオフ、日本ハムからFA宣言した際はチームから「卒業」との言葉をかけられ号泣。その後巨人に移籍し、米独立リーグなどを経て3年ぶりに日本へ戻ってきた。37歳になった今、芽生えた感謝の念があるという。(取材・文=THE ANSWER編集部 羽鳥慶太)

  • 巨人退団時の決意「もう、後はない」 陽岱鋼が語る“2軍球団”入りの理由「自分にできるのは…」

    2024.04.30

    今季からプロ野球の2軍イースタン・リーグに参加したオイシックスで、一番の注目を集めるのが陽岱鋼外野手だろう。かつて日本ハムと巨人でプレーし、NPB通算1164安打。高い身体能力を生かした外野守備でもファンを沸かせた。日本だけでなく、母国・台湾でも衰えぬ人気のスーパースターは、なぜ“2軍球団”を新たな舞台に選んだのだろうか。日本球界を離れていた2年間の経験まで、じっくりと語ってくれた。(取材・文=THE ANSWER編集部 羽鳥慶太)

  • 球速130キロでもプロ野球に行ける 2軍新球団の監督が期待する変化…現場の声は「無視できない」

    2024.04.26

    プロ野球の2軍には、今季から新たに2つの球団が新規参加した。イースタン・リーグに加わったのが、昨季まで独立のBCリーグで戦っていたオイシックス新潟アルビレックスBCだ。チームを率いる橋上秀樹監督は、NPBの複数球団でコーチを務めた経歴があり、故・野村克也氏の懐刀としても名を馳せた。NPBからのドラフト指名を目指す若い選手にとっては、プレーする舞台が変わることで明らかなメリットがあるという。(取材・文=THE ANSWER編集部、羽鳥慶太)

  • 自らハンドル握り遠征へ、練習場も転々…2軍新球団オイシックス監督が受け入れる“格差”

    2024.04.26

    プロ野球の2軍には、今季から新たに2球団が参加し計14球団で戦っている。イースタン・リーグへの新規参加が認められたのが、昨季まで独立のBCリーグで活動してきたオイシックス新潟アルビレックスBCだ。開幕からなかなか白星を伸ばせなかったものの、4月に入って初の4連勝を記録するなど調子を上げている。NPBのドラフト指名を目指す若手に、実績あるベテランも加えたチームは何を目指して戦っていくのか。チームを率いる橋上秀樹監督に聞いた。(取材・文=THE ANSWER編集部、羽鳥慶太)

  • 「走るのも盗塁も好きじゃない」 大怪我で突然“消えた”盗塁王、西武・若林楽人の意外な告白

    2024.04.26

    プロ野球・西武の若林楽人外野手は、左足の前十字靭帯損傷という大怪我から完全復活を目指すプロ4年目。1年目には開幕早々に定位置を奪い、わずか44試合で20盗塁を記録するというあまりに鮮烈なデビューを飾った。復活への過程を聞く中で出てきたのは「走るのが好きじゃない」「盗塁も好きじゃない」という意外な言葉だ。選手は自分の武器をどう見つけ、育てていくべきなのだろうか。言葉の裏側を聞いた。(取材・文=THE ANSWER編集部 羽鳥慶太)

  • 大怪我で消えた盗塁王…西武・若林楽人がその後3年間で諦めたこと 「向き合うの、うまくないんです」

    2024.04.26

    プロ野球で、新人選手の活躍はいつの時代も爽やかな風を吹かせる。ファンはポジション争いの行方に注目し、新たなスターに声援を送る。2021年のパ・リーグにも、そんな選手が現れた。西武にドラフト4位で入団した若林楽人外野手は、開幕早々に定位置を奪い、たった44試合で20盗塁を決める大活躍。ただそこで、怪我のため突然シーズンを終えてしまう。消えた盗塁王はあれから3年が経つ今、何を思うのか。怪我との向き合い方や、選手としての生き方を語ってくれた。(取材・文=THE ANSWER編集部 羽鳥慶太)

  • 台湾の後輩に日本語で「お疲れ!!」 3年ぶり日本復帰の陽岱鋼、19歳の挑戦に「もっと来いよ!!」

    2024.04.23

    プロ野球の日本ハムと巨人でプレーした陽岱鋼外野手は、今季3年ぶりに日本球界に戻ってきた。2軍イースタン・リーグに新たに参加するオイシックス入りし、徐々に出番を増やしている。19日に千葉・鎌ケ谷で行われた日本ハム戦では、嬉しい出会いがあった。台湾の後輩、孫易磊(スン・イーレイ)投手と初めて対戦。生まれ育った土地を若くして飛び出し、日本のプロ野球を志した2人にしかできない会話があった。

  • “2軍新球団”が追いかける2つの成功 NPB復帰目指す元侍・薮田和樹に指揮官「もったいないな」

    2024.04.22

    今季からプロ野球の2軍は、2球団増えた14球団で行われている。新潟を本拠地に参加するオイシックスは、昨季独立のBCリーグで戦ったチームに、NPBを戦力外となった選手も復帰を目指し加わった。広島で2017年に15勝を挙げ、日本代表「侍ジャパン」に選ばれた薮田和樹投手もその1人。ここまで、先発の軸として試合を作っているものの、橋上秀樹監督はNPBに戻るためには別のやり方も必要だと口にする。チームと個人、それぞれのアピールが必要になるオイシックスならではの事情がある。

  • 64試合連続完投した伝説の鉄腕 球数制限など現代の投手分業制に疑問「完投自体は肉体を酷使しない」

    2024.04.15

    大学野球界の“レジェンド”が、64歳になった今もマウンドに立ち続けている。東北大時代に数々の仙台六大学野球連盟新記録を樹立し、現在は仙台市の硬式野球クラブチーム「青葉クラブ」に所属する小野秀明さんだ。大学通算成績の83登板、33勝、66完投は40年近く破られていない大記録。64試合連続完投、566回連続投球回という前人未踏の数字も小野の鉄腕ぶりを物語っている。偉業の裏側には、現代野球にも通ずる「準備」と「覚悟」があった。(文中敬称略、取材・文=川浪 康太郎)

  • 衝撃メジャーデビュー、今永昇太のプロ人生を変えた72時間 A4一枚の紙を巡り揺れた“原点”

    2024.04.02

    米大リーグのカブス・今永昇太投手が1日(日本時間2日)、本拠地ロッキーズ戦で6回2安打無失点と好投し、メジャー初登板初勝利。5回2死までノーヒットで9三振を奪う衝撃の快投だった。駒大から2015年ドラフト1位でDeNA入団。球界を代表する投手に成長し、WBC日本代表として世界一も味わった30歳のプロ人生の原点には意外な出来事があった。大学時代を取材した記者がエピソードを明かす。(文=THE ANSWER編集部・神原 英彰)

  • ロッテ悲願の勝率1位Vへ…吉井理人監督が見た佐々木朗希の成長と課題「今季中にどこまで行けるか」

    2024.03.29

    日本でもプロ野球が29日に開幕する。昨季パ・リーグ2位に躍進したロッテでは、昨春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で活躍した佐々木朗希投手が優勝へのキーマンとして注目される。プロ5年目までの成長を、大谷翔平投手やダルビッシュ有投手の5年目もコーチとして指導した吉井理人監督はどう見ているのか。そしてロッテにとっては悲願となるシーズン勝率1位での優勝へ向け、専門ともいえる投手陣をどう動かしていこうとしているのか聞いた。(取材・文=THE ANSWER編集部 羽鳥慶太)

  • 「初球から、ブリッと振ってほしい」 ロッテ吉井理人監督、50年ぶりの勝率1位へ“大化け”期待の大砲

    2024.03.29

    日本でもプロ野球がいよいよ29日に開幕する。昨季パ・リーグで2位と躍進したロッテの指揮をとるのが吉井理人監督だ。日本有数の投手コーチが初めて指揮官となり2年目。ロッテにとっては1974年以来、実に50年ぶりとなるシーズン勝率1位でのリーグ制覇が大目標となる。開幕を目前に控えての心境や、チームの現在地などを赤裸々に語ってくれた。(取材・文=THE ANSWER編集部 羽鳥慶太)

  • 「ドラフト待ちはしません」 復活する日産自動車野球部のこだわり…新監督が一期生に求める資質

    2024.03.28

    都市対抗野球で2度の優勝を誇る社会人の名門で、2009年を最後に休部していた日産自動車の野球部が、2025年から復活する。すでにチーム作りはスタートしており、休部前に主将や兼任コーチを務め、この1月から「日産野球部復活プロジェクト」の指揮をとる伊藤祐樹さんが中心となっている。野球部が消えてから14年経ち、文字通りイチからのスタート。伊藤さんに求める選手像を問うと「ドラフト待ちはしません」ときっぱり言ってのける。どのような考えによるものだろうか。(取材・文=THE ANSWER編集部、羽鳥慶太)

  • 選手は散り散り、グラウンドには住宅…すべてが消えた日産野球部、15年ぶり復活助けた“先見の明”

    2024.03.27

    2009年を最後に休部した日産自動車の野球部が、2025年から復活する。新監督に決まった伊藤祐樹さんは現在「日産野球部復活プロジェクト」専任で、選手の勧誘や環境整備に奔走している。休部当時は選手兼任コーチだったがその後も会社に残り、野球部の復活を願ってきた。これほど長い間、活動を止めていた企業チームの活動再開は異例中の異例。30代後半から向き合った会社員としての日常に悪戦苦闘しながらも、紡ぎ続けた細い糸が復活には不可欠だった。(取材・文=THE ANSWER編集部、羽鳥慶太)

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